トップバンドアンテナ(続)→ 案ずるより産むが易し

国内向きトップバンドアンテナ続編です。


ググってみると、トラップコイルを自作しているOMは、
皆、判で押したように、ディップ・メーターやアンテナアナライザを使っています。

でも、拙宅にある測定器は、テスターだけ。
せめて、LCRメーターくらいは欲しいですねぇ。


 

私にとって、
このディップ・メーター等による調節が
コイル作成の敷居を高くしていたのですが...

面白いことに、同軸ケーブルのトラップでは、
作り直したという記述はあまり無くて、
半分期待しつつ、ダメもとでコイル作成にチャレンジ。

でも、よくよく探すと、75Ω系では、50~60pF/mになることが多いみたいで、要調整事例が多数。
50Ω系のほうが、安定しているのか、あるいは製作例が少ないのか。

今回のコイルは、LもCも理論値だけですが、とりあえず、導通だけは確認 (悲)

コイルの先のエレメントは 11mずつ用意しました。
ここまで、一時間弱で完成。
こんな出来栄え 。


20150813_160m.png



さて。
世間は夏休みで帰省真っ最中の中、
屋根に上り、庭の草木をかき分けて、3.5MHzのDPにアクセス。

2つのコイルを接続し、ジグザグに電線を仮設しました。
たった30分の作業で、もう汗だく。

早速、シャックに戻り、恐る恐る、80m-bandの同調点を確認したところ、以前同様、3.510MHzに共振。
ただし、フルサイズにもかかわらず、以前より低 SWR範囲が狭くなりました。

旧) 3.5MHz DP単独時
3.510 SWR 1.1
3.575 SWR 1.2


新) 3.5MHz+1.9MHz DP時
3.510 SWR 1.2
3.530 SWR 1.3
3.545 SWR 1.4

...Phoneで悪化しましたが
3.5MHzにきちんとディップしているから、こうなるんでしょうね。
それに、同軸ケーブルトラップのディップ点を3.510MHzにした(理論値)
のも影響しているかもしれません。


次は、肝心の160m-band
仮設状態の、まったくの
無調整で SWRは1.6 @1.9075~1.9125MHz
最小点は、1.8MHzの後ろみたい。
これで、もう、俄然やる気が出てきました。


何度か屋外に出て、電線の末端高さを上げ、
エレメントの長さを調節し、約20cm縮めたところで、
1.9075~1.9125MHz で SWR 1.3 に収束しました。


ただし、雨が降ったら、同調点が十数kHz下がり、
1910kHzでは SWR 1.7-1.8 まで悪化しました。


<アンテナ調整の雑感>
全長2* 32m弱の短縮率 82%のトップバンドアンテナ調整は、フルサイズDP並みに容易でした。

どんな風に「容易」なのかと言えば、3.5MHzの共振点は固定されたまま、
1.9MHzのアンテナ調整は、基本通りの素直な特性を示し、
エレメントを短くすれば、共振点は上がり、逆にすれば下がってくれ、
エレメントの位置を高くすれば共振点は上がり、逆にすれば下がりました。

一方で。
むか~し、昔、
メーカー製の3.5/7MHzの2バンドDP (全長22m=短縮率51% )
を調節したあの苦労はなんだったのか???
たしか、
7MHz調整 →3.5MHz調整 →7MHz 微調整 →3.5MHz微調整 → →
を延々と繰り返したのだけど。


<おまけ>

3.5MHz のDPをベースにしているため、格安でした。 合計:¥2,632

・ トラップコイル部分の3D2V :¥180x6m
・ プラスチック碍子: ¥300x4
・ 電線: ¥16x22m
 < http://ja1cgn.blog.fc2.com/blog-entry-241.html >

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Date: 2015.08.13 Category: アンテナ  Comments (0) Trackbacks (0)

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