【 6Ah(10V)480g 】 のQRP機用バッテリー

20151230_Ankerx2.jpg

H.N.Y.

年末に、
QRPリグの電源として、
スマホ用のモバイルバッテリー(5V)×2 をイジっていたら
タイトルのデータがとれたので、備忘録。


 

20150101_IC703_Anker.jpg


入手したのは...
Anker PowerCore10400
密林価格 1,999。

出力 5Vとはいえ、驚きの 10.4Ah !!!
最大出力電流 2.4A
2個のUSB端子を使えば、合計 3A OKとか。

ちょっと信じられない容量と価格だったため、11月にとりあえず1個購入し、
出張の際、スマホやタブレットの電源で使いましたが、
とにかく、
パワフルそのもの。

ただ、東京出張や関西出張ではあまり利用する機会が無いため
12月に、もう1個入手し、2個セットで IC-703の電源にしました。
今回は、幸いにも、密林にて、同じロットを入手できました。


まず直列接続用に、簡単なケーブルを作成してテストしたところ、
受信では、電圧 10.4Vを示し、
IC-703の最低動作電圧 8Vを軽く上回っています。
(9.6V以下は、動作可能ですが、BATT LOW表示が出ます)

電流は、最小で0.33A(バックライト無し)、最大で0.56A(バックライト点灯時)。
この差分(0.23A)は、バックライトがLEDで無いためでしょうか。

それから、ダミーロード接続で、恐る恐る全バンド送信テストしてみました。
先日、QRP機用のダミーロードを作成したのは、このチェックのため。
http://ja1cgn.blog.fc2.com/blog-entry-378.html


5W出力にて、1.9→50MHzまで、測定を2回くりかえした結果は、次のとおり。
(バックライト点灯では、プラス0.2A)

Freq  Curr(A)
1.9 1.92
3.5 1.85
7  1.98
10 2.03
14 2.09
18 2.08
21 2.05
24 2.03
28 2.04
50 2.08

なお、取説には出力 5W時、消費電流 2Aと記されていますので、
購入から 12年経過しているにもかかわらず
規格どおりでしょうか。
ちなみに、最小出力0.1Wにしても、電流は1.5Aも必要でした。

上記の測定は、普通のテスターを使用していますが、
簡易的な USB専用測定器でも似たような値が出てきます。
移動運用時は、こちらのほうが便利でしょうね。
ただし、電流計を兼ねているため、
送信時は使うのは止めたほうが良いですけど。

20160101_batt.jpg


私の環境では、受信時は、10.4Vですが、
送信時は、9.6~9.8Vまで電圧が下がります。
USB端子から出た直後のケーブル(白色部分)がだいぶ細いため、ここは要改善。

ところで、本バッテリーの表示 10400mAhというのは、
内蔵している3.7Vのリチウム・イオンバッテリーのことみたいです。
実際、取説には、38.48Wh とも併記されていて、
内部のインバーターで3.7Vから5Vへの昇圧効率が70%(80%)とすると、
計算上は、net 0.7*38.48 *2= 53.87Wh/2本
 ( net 0.8*38.48 *2= 61.56Wh/2本 )

その後、2日間かけて、ほぼ受信のみでリグを放置しましたが、
17時間経過して、電池パックはまだまだ元気。

このモバイルバッテリーには、
電池残容量を4つのLEDで示すインジケータがついていて
残容量は、LED4つで100%、(3つは記載無し)、2つで50%、1つで25%を示すそうです。
連続 17時間の受信で、バッテリーのLEDは 1つ点灯中でした。

この時点では、電池残容量は、少なくとも、数% ~25%。

その後、さらに受信を続けたところ、
19時間20分頃、LEDが点滅を始めたため、
ウルトラマンよろしく
そろそろ宇宙(そら)にかえる頃なのだろう、
ってことで実験を中止しました。
(バッテリーをイタめちゃいますので)

19.3hr時点では、
受信時は 10.4Vで、送信時は 9.4V。
小電流での確認となりますが、ざっと計算してみると。

0.33A * 10V *19h = 62.7Wh → 6270mAh (10V)

Ankerのバッテリー、すごいなぁ。

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Date: 2016.01.01 Category: リグ  Comments (0) Trackbacks (0)

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